通常取引には以下の留意点がございます。
1. 建玉証拠金について
通常取引は委託に際して建玉証拠金の預託が必要になります。株式会社日本証券クリアリング機構(以後JSCCと記す)の規定により計算され、維持証拠金の額は全ての上場商品につき、JSCCが定める証拠金所要額と同額とし、建玉証拠金は維持証拠金の原則1.5倍、ただし堂島取引所の商品は3倍、他の限日取引の商品は2倍とします。
最初に預託する建玉証拠金の額は、2024年12月1日現在、最低取引単位(1枚)当り最高2,115,000円です。ただし、以後JSCCに定められた規定により追加の預託が必要になることがあります。
2. 委託手数料について
通常取引には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり、2024年12月1日現在、最低取引単位(1枚)当り最高23,100円、最低165円です(片道・消費税込み・先限ベース)。
3. 通常取引のレバレッジについて
通常取引における商品の総取引金額は、取引に際して預託すべき証拠金の額に比べて大きい額となります。具体的には商品によっても異なりますが、最初に預託すべき証拠金の4~30倍程度の額になります。
4. 通常取引のリスクについて
商品先物取引は、総取引金額に比較して少額の取引証拠金で取引を行う取引であり、相場変動によって損益の発生する元本保証・利益保証のないリスクのある取引です。
お取引開始にあたっては、仕組み・リスクについて、その内容を十分ご理解くださいますようお願いいたします。
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